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丸美屋食品工業/食品業界で初のERP本格導入、BAANで購買・製造・販売・物流を統合、全社業務改革を実現

2001年10月04日/未分類

バーン ジャパン(株)は、総合食品メーカー、丸美屋食品工業(株)が、食品業界で初めてERPを本格導入(購買、製造、販売、物流)したことを発表した。
丸美屋食品工業(株)は、1998年に全社業務改革に着手。業務改革とERP導入を決断してバーン社ERP製品(BAANⅣ)を採用した。
2000年1月に販売・物流部門において稼動、2001年5月に購買・製造部門での稼動となり、全社的稼動となった。
同社では1996年に、営業活動の標準化・適正化を目的に、営業部門において業務改革が行われていた。これにより、営業関連業務全般の見直し、組織のフラット化などを検討し実施した。
これを受けて、1998年にトップの強い経営判断により全社改革プロジェクトが開始され、この際、ERPパッケージの全社導入も決定した。
ERP製品の選定においては、ノンカスタマイズでの導入を前提として、ビジネスプロセスの機能性と完成度を重視。その結果、製造業での高い実績のあるバーン社製品が採用された。
1999年には、BPR実施とERP導入を担当する専任チーム「統合システム室」が組織されて、プロジェクトが本格展開していた。BPR作業においては、最適な業務プロセスを検討し、各種の業務運用書を作成。そして経営会議による決定が精力的に行われた。
ERP導入においては業務運用書に従ったシステム作成が並行して行われ、2ヶ月間の運用テストを経て予定通り2000年1月に本社(販売・物流部門)においてERPが稼動開始した。
引き続き、生産購買業務においてBPRと業務運用書の作成、そしてシステム構築を行い、予定通り2001年5月にERPが全面稼動となった。現在は、協力工場への展開中で、最終的には主要取り引き先を含めたサプライチェーンを構築する方針だ。

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