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NKK/容器包装プラスチックの車載型圧縮梱包サービスの初受注

2001年10月08日/未分類

NKKと日本通運(株)が共同で開発した車載型圧縮梱包システムについて、この度、神奈川県大磯町に採用されることになり、実機を所有する日本通運が同町より容器包装プラスチックの選別・圧縮・梱包業務を受託した。
大磯町から受託した業務の内容は、「容器包装に係わる分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」に基づく、市町村の役割分担のうち、分別収集業務を除く、異物の選別業務ならびに圧縮梱包業務。
1. 簡易舗装等の保管場所の整備
2. 年間1500t程度の使用済みプラスチック類から異物の選別・除去業務
3. 異物を取り除いた容器包装プラスチック類の車載型圧縮梱包システムによる圧縮梱包業務 。
特に圧縮梱包業務につきましては、NKK並びに日本通運で開発した、車載型圧縮梱包システム(大型トラックに、大型の圧縮梱包機と付帯設備を搭載)を大磯町へ必要に応じて派遣し、ベールと呼ばれる容器包装プラスチックの圧縮梱包物を製造する。なお、このシステムについては特許出願中。
車載型圧縮梱包システムは、その機動性を生かして必要な日数だけの出張作業となるため、市町村で恒久的な施設を建設されるのに比較して、施設費のみならず人件費等の経費も大幅に低減できる点に特徴がある。また、車載型という機動性を生かすことにより、まずモデル地区で分別収集を始められる場合や比較的小規模の保管場所を複数持たれる場合等、各市町村のご計画に柔軟に対応できるものと考えている。
また、NKKが圧縮梱包業務を受託している市町村の容器包装プラスチックに関しては、全面的にリサイクルに協力するので、各市町村では引取先を心配することなく、安心して分別収集に取組んめる。
NKKおよび日本通運は、かねてより車載型圧縮梱包システムについての提案を実施してきたが、これを契機に、より一層の評価をいただけるよう、さらなる努力を重ねていきたいと考えている。なお、車載型圧縮梱包システムによる容器包装プラスチックの圧縮梱包業務の受託は、日本国内で初めてのもの。

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