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消防車トップメーカー、モリタ/BAAN導入により世界標準の業務プロセスを実現、20%コスト削減を目指す

2001年10月18日/未分類

バーン ジャパン(株)は、消防ポンプ車の国内トップメーカー、(株)モリタにおいて、同社の全社的な業務改革のもとバーン社ERP製品(BaanERP)を導入することで、世界レベルのビジネスプロセスの実現に向けた新基幹業務システムの構築をしていることを発表した。
同社ではこの業務改革を軸に約20%のコスト削減を目指し、同社の約7割の売り上げを占めるポンプ事業本部(消防車の生産、販売)と全社(購買、会計)でERP製品を導入し、2002年4月にカットオーバー(本番稼動)を目指す。
同社は消防車の国内トップメーカーだが、競争入札方式の導入や、今後見込まれる海外メーカーの参入など、外部環境の変化から、より一層のコストの削減と生産効率の向上が求められている。
そのため同社では、より一層の生産部門の合理化、効率化による製品のコストダウンを進め、全社挙げての原価低減に取り組むため、2000年4月に従来の企業文化の改革をも含めた全社的な「システム改革プロジェクト」を立ち上げ、生産から販売までを一括管理するERPの導入を決定した。
ERP選定においては、製造業向けの機能性と柔軟性、そして稼動実績を重点に評価して、2000年12月にバーン社のERPを選定。
導入に当たり、トップの強い意思決定のもと、社内の若手を中心とした専任チームが編成され、業務改革(BRP)とERP導入が並行して進められている。
また、専任チームの活動が社内に広く発信されており、プロジェクトの目的と経過を社内に浸透させることに大きく役立っている。
ERP製品の業務適合度も高く、ビジネスロジックの修正はわずか5個所(生産・販売・会計)にとどまる見込み。
同社では今回のERP導入により、各部門でのリアルタイムな業務状況やデータの把握から、今まで出来なかった業務の問題点を分析/早期改善を行い、生産工程の大幅な向上を期待している。
また今回のERP安定稼動後には、全社最適化の経営基盤確立のために、防災事業本部、環境事業本部へのERP導入も検討中。

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