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日本オラクル/BtoBコラボレーションを実現する最新ソフトウェアを出荷開始

2001年11月01日/未分類

日本オラクル(株)は、BtoBコラボレーションを実現するソフトウェア「Oracle Exchange Marketplace(オラクル・エクスチェンジ・マーケットプレイス)」、「Oracle Product Development Exchange(オラクル・プロダクト・ディベロップメント・エクスチェンジ)」、「Oracle Supply Chain Exchange(オラクル・サプライチェーン・エクスチェンジ)」、「Oracle Transportation(オラクル・トランスポーテーション)」の最新版「リリース 6.2」をより機能強化と4製品全ての日本語化を実現して出荷開始した
同製品の出荷開始によりオラクルのビジネスアプリケーション「E-Business Suite 11i」はさらに強化され、自社内に閉じたデータやプロセスの処理だけでなく、社外とのデータとプロセスの共有を実現させる。
企業間電子取引は、組織、プロセス、企業の垣根を越えて、円滑な情報の交換、共有、共同作業の実現を求められている。しかし、現実には関係会社,協力会社,取引先との取引は会議・電話・郵便・FAXなどの多様な手段とフォーマットによって行われ、多くの組織と企業の間で情報を共有することが非常に困難になっている。
ビジネスのサイクルがますます加速している現在では,組織,企業,プロセスの垣根を越えた情報共有をITの利用によって円滑に行なうことが,ビジネスに多大な成果をもたらし,企業の競争力を高める。
これらのニーズに応え、「Oracle Exchange Marketplace」、「Oracle Product Development Exchange」、「Oracle Supply Chain Exchange」、「Oracle Transportation」を機能強化、4製品全ての日本語化により出荷した。
これらのソフトウェアは部門間、企業間におけるインターネットを介した情報共有と業務プロセスの連携を可能にする。企業はこれらの製品を導入することにより、サプライチェーンの全域において、グループ企業、関連企業、取引先などとのタイムリーな情報交換と資源の最適配分を実現することができ、企業の競争優位を実現する。
企業内外における情報とプロセスの接点としてマーケットプレイスの重要性が再確認されるなかで、不特定の買い手や売り手が参加する「パブリック・マーケットプレイス」から、個々の企業が特定のパートナーや売り手と商取引にとどまらない密接な情報共有を行なうための「プライベート・マーケットプレイス」へと企業の注目は移りつつある。
今回の最新版提供開始により、企業が独自のシステムとしての「プライベート・マーケットプレイス」を構築する環境を整えました。さらにデフレ下のコスト削減策としてのインターネット調達のみでなく、製品情報、需要予測、生産計画、在庫情報、輸送管理などサプライチェーンのあらゆる場面におけるコラボレーションを実現することによって、厳しさを増す市場環境の下で企業独自の競争優位を実現する。
また、すでに海外、国内で多くのユーザを抱える「Oracle E-Business Suite11i」と連携することにより、社内の基幹システムとの統合を実現。オフラインのコミュニケーションや、分断されたシステム間のデータ転送による時間とコストの損失を最小限にとどめます。日本オラクルは今回の最新版提供開始により、企業に競争優位をもたらす企業間電子取引ソリューションの普及により一層力をいれ、企業向け電子取引市場の構築を支援する。
提供ソフトウェア概要
● 「Oracle Exchange Marketplace(オラクル・エクスチェンジ・マーケットプレイス)」
買い手と売り手のコラボレーションを実現し、調達コスト削減を実現するインターネット調達ソリューションを提供。インターネットを介した商品、サービスの取引に必要となる電子カタログの掲載、オークション、入札依頼などの取引に伴う交渉を本ソフトウェアを通じて行なうことが可能。「Oracle E-Business Suite11i」との連携により文具などのオフィス用品の購入から原料などの生産材の仕入れまで拡張できる総合的な調達ソリューションを実現。
● 「Oracle Product Development Exchange(オラクル・プロダクト・ディベロップメント・エクスチェンジ)」
スケジュール管理、プロセス管理、人的リソース管理、ドキュメント管理を通じてプロジェクト運営や製品開発における企業間共同作業を円滑に行なうソリューションを提供。複数の部門や企業で構成される開発チームのメンバーはプロジェクトや製品情報に安全にアクセスすることができ、進捗管理や変更情報の通知を確認できる。「Oracle Exchange Marketplace」との連携により、設計情報を元に部品の調達を行なうことも可能。また、「Oracle E-Business Suite11i」との連携によりプロジェクト単位の会計処理にも対応する。
● 「Oracle Supply Chain Exchange(オラクル・サプライチェーン・エクスチェンジ)」
生産にかかわる情報を共有し、サプライチェーン計画、在庫計画などのソリューションを提供。直接取引のある売り手だけでなく、仕入れ、生産に関わる全ての取引パートナーと情報共有をし、それに伴うイベント管理を行なう機能によって、需要と供給の最適化を行なうことができる。また「Oracle E-Business Suite11i」との連携によって生産情報をタイムリーに生産計画に反映させることが可能。
● 「Oracle Transportation(オラクル・トランスポーテーション)」
インターネット上で出荷管理に伴う物流手配とトラッキングのソリューションを提供。出荷主や運送業者間のコミュニケーションや共同作業及び適切な輸送要件の計画をリアルタイムで行うことが可能であり、出荷主や運送業者は配達にかかる時間を大幅に削減し、搬送状況における変化にすばやく対応することができる。

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