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日本オラクル/中堅企業向けアプリケーションのパートナープログラムを発表

2007年10月05日/IT・機器

日本オラクル(株)は10月4日、中堅企業向けアプリケーションのパートナープログラム「Oracle Accelerate(オラクル・アクセラレート)」を発表した。このプログラムを基軸に、日本オラクルはパートナーとの協業を強化し、オラクルの業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」の中堅企業向けビジネス拡大を狙う。

大企業での導入実績をもとに培った業務オペレーション、業界特有のノウハウを凝縮した「Oracle Applications」の製品力を「Oracle Accelerate」を活用して中堅企業向けに低価格、短期間で提供可能にする、としている。

プログラムに参画するパートナー各社は、「Oracle Applications」の短期導入ソリューションの開発を支援する仕組み「Oracle Business Accelerators(オラクル・ビジネス・アクセラレーター)」を活用して、新ソリューションを速やかに開発することが可能となる。

「Oracle Accelerate」のソリューションは、中堅企業の業務アプリケーションへのニーズに対応し、ソフトウェアライセンス、ハードウェア、サービスを一括で提供する。

パートナー会社は「Oracle Business Accelerators」を活用して業界別の標準的機能を追加し、さらに追加開発が必要となる機能を加えることにより、「Oracle Applications」の短期導入ソリューションを開発する。これにより顧客ごとに発生する機能追加、変更作業を最小限に抑え、導入期間、導入コストを削減することが可能になるという。

「Oracle Accelerate」のソリューションは、6か月以内を目安とする導入期間と導入費用、サーバーと「OracleApplications」のライセンス費用を一括で提供可能な価格を提示。また、新ソリューションを速やかに市場に展開するために必要なカタログやソリューション内容を詳しく記載したWebサイトなども準備する。

日本オラクルは「Oracle Accelerate」の参画パートナーに向け、「Oracle Applications」の短期導入ソリューションを開発する仕組み「Oracle Business Accelerators」を無償で提供する。オラクルが2006年から実施しているパートナーの「Oracle Applications」の技術者拡充プロジェクト「Project+1000」のプログラムの一部を提供。主な提供内容は、製品の導入技術習得コース、中堅企業向けERP製品の導入技術習得コースやプロジェクト・マネジャーのスキル習得コースなど。

20社のパートナーが同プログラムへの参画を決定しており、オラクルの業務アプリケーション製品「Oracle E-Business Suite」と「JD Edwards Enterprise One」を中心に、12月までに30種類の「Oracle Accelerate」のソリューションを提供する。

日本オラクルでは、11月20日に「中堅企業向けイノベーション・サミット」と題し、「Oracle Accelerate」プログラムの紹介を含む中堅企業に特化したセミナーを開催し、中堅企業への取り組みを促進する。

■「中堅企業向けイノベーション・サミット」
日時:2007年11月20日(火)13:00-17:00(受付開始12:30)
会場:東京ミッドタウンホール&カンファレンス(東京都港区赤坂9)

詳細・申込みは下記URL参照。
http://www.oracle.co.jp/events/accelerate2007/

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