商船三井グループ／香港のグループ物流会社３社を統合

商船三井グループは2002年1月1日、香港のグループ物流会社3社を統合して新会社を設立する。
商船三井グループは、中期経営計画 "MOL next"のグループ経営戦略において、物流部門のアクションプランとして、"MOL Logisticsを中核としたネットワーク型物流事業の展開"を積極的に推進しており、すでに世界の８ヶ国において、MOL Logistics社を発足してきた
統合の概要
グループの香港物流現法3社「MOL Logistics (H.K.) Ltd.(註)」「Hong Kong Logistics Co. Ltd.」「Japan Express (H.K.) Ltd.」を来る2002年1月1日をもって統合する。
統合は、「Hong Kong Logistics Co. Ltd.」「Japan Express (H.K.) Ltd.」の営業権、従業員や組織等を、「MOL Logistics (H.K.) Ltd.」に集約することにより行う。
（注）2001年12月1日、M.O. Air International (H.K.) Limitedから社名変更。
新会社の概要
社 名 MOL Logistics (H.K.) Ltd.　　商船三井物流（香港）有限公司
資 本 金 368万　香港ドル　（約59百万円）
統合予定日 2002年1月1日
株主構成 商船三井ロジスティクス(株）　87％
(株）商船三井　　　　　　　　　　11％
(株）ジャパンエキスプレス　　 　2％
主要業務 運送代理店業（航空・海上貨物）・通関業・配送業・倉庫業・海外引越取扱業
役 員 Managing Director　　釜我 繁樹
（現MOL Logistics (H.K.) Ltd. Managing Director兼 商船三井ロジスティクス取締役）
Director
佐藤 博之（商船三井 専務取締役）
荻原 典（商船三井ロジスティクス 代表取締役社長)
川端 實（ジャパンエキスプレス 代表取締役社長)
従 業 員 128名
統合の目的と今後の取り組み
同社グループは香港において、航空貨物と海上貨物取り扱いを中心とする「MOL Logistics (H.K.) Ltd.」、倉庫業と海上貨物取り扱いを中心とする「Hong Kong Logistics Co. Ltd.」、および、国際引越貨物と海上貨物取り扱いを中心とする「Japan Express (H.K.) Ltd.」が、それぞれ独自に物流の各分野で事業活動を展開している。
今般グループとしての経営資源を集約し、顧客の物流ニーズを受けとめる体制を一ヶ所にまとめて整備することにより、より一層のサービス向上を図るもの。新会社は、３社がこれまで蓄積してきた物流各部門のノウハウを最大限に活用し、より幅広い顧客ニーズやロジスティクス・ソリューションに対応していく。