東京港／コンテナ予約搬出入システムトライアル

東京港振興促進協議会は、12月3日から28日まで、東京港におけるコンテナの物流サービス向上を狙いに、東京港青海公共（Ｃ１、Ｃ２）コンテナターミナルにおけるコンテナ予約搬出入システムのトライアルを実施している。
東京港でのコンテナ般出入時に、コンテナふ頭におけるゲート待ち車両の集中緩和や搬出入車両の平準化を目的に、関係者で「コンテナ予約搬出入システム導入検討部会」を設置し、検討を行っているもの。
トライアルの実施方法
輸入搬出コンテナ（搬出手続きが完了する見込みのものを含む。）を対象に、トラック事業者がターミナルオペレーターに搬出時間の予約を前日17時までに申し込んだものについて実施する。トラック事業者は当日、予約時間（9時～12時、13時～16時）に引き取りに行く。
また、インターネットを利用した予約システムを使ってトラック事業者がターミナルオペレーターに予約申込みを行うこととする。
特徴
時間指定をした予約搬出システム。
オフドックのシャーシープールを使用せずにコンテナの予約搬出を実施する方法を研究するためのトライアル。
トライアルを行うトラック事業者
（社）東京都トラック協会海上コンテナ専門部会業務委員17店社
今後
第1回（8月実施）から第4回（12月）までのトライアルの結果を踏まえ、対象事業者及び対象コンテナターミナルの拡大やＩＴのさらなる活用等について検討を行い、効果的な予約搬出入システムの導入に結び付けていく。