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綜合警備保障、オムロン/車両盗難防止サービス開始

2002年01月14日/未分類

綜合警備保障(株)とオムロン(株)は、綜合警備保障の車両盗難防止システムラインナップの一つとして、低価格でありながら多機能で信頼性や防犯性の高い車両盗難防止サービスを開始する。
サービス内容
・車両異常監視サービス  
・車両遠隔操作サービス
・位置情報配信サービス  
・現場確認サービス
発売時期
2月上旬(首都圏)
4月上旬(全国展開)
経緯
車両盗難件数は増加が進んでおり、警察庁の調べで、2000年の車両盗難認知件数は約56 000件と前年比約30%増となっている。
綜合警備保障では車両盗難の防止について、2000年12月から『AVL システム』というハイクォリティな車両盗難防止システムと異常発生時の対応をセットしたサービスを提供してきたが、さらに導入しやすい価格体系で手軽に利用できるサービスとして"第二のカーセキュリティ『カービィボックス』"の開発を進めていた。
オムロンでは、2000年10月の次世代のインターネットビジネス「M2Mビジョン」の発表以来、液体の客先在庫補充システム、米国セルポート社との提携によるテレマティックス事業、車両盗難防止システムなど多くの新たなビジネスモデルの開発に取り組んでおり、今回綜合警備保障と車両盗難防止サービスを事業として開始することになった。
AVLシステム(Automatic Vehicle Location system)
ヨーロッパで生まれ欧米を中心として世界27カ国にまで普及し、各国において高い実績と信頼性を得て社会的にも広く認められたカーセキュリティシステムを採用し、2000年12月より、サービスを開始。
M2M(マシン・ツー・マシン)
今までインターネットの世界とつながっていない機械の世界の情報に、ネットワークとインフォメーションセンシング、M2Mセンター(判断・分析機能)を接続し、ネットワーク上のどこからでも、センシング情報の収集・指示・制御を行うビジネスコンセプト。
業務分担
綜合警備保障
・車両の異常を検出する車載機の販売
・車両の位置情報配信サービス
・SOK隊員の現場確認サービスなど
オムロン
・車載機の製造ならびに供給
・車載機から発信された情報を管理する「M2Mセンター」を運営など
<カービィボックスの特徴>
1.車両異常監視サービス
ドア・トランクの開放など多くの車両異常を検出し、様々な盗難行為を検知する。
検知した異常情報は情報配信モニタリングサービスとして顧客の情報端末(携帯電話・パソコン等)に配信する。主な異常検知は以下の通り。
(1)ドア・トランク開信号検知
ドア・トランクの異常開放を検知。
(2)エンジン始動検知
エンジンの不正始動を検知。
(3)異常移動検知
クレーン吊り上げやレッカー移動等による車両の不正移動を検知。
(4)バッテリー異常検知
バッテリー低下、電源断を検知。
2.車両遠隔操作サービス
顧客が所有する情報端末(携帯電話・PC等)からの遠隔操作により、ハザードランプの点滅やホーンの鳴動といった威嚇が可能。
3.位置情報提供サービス
GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を搭載しているため高度な位置検索が可能。顧客が所有する情報端末(携帯電話・PC等)を使って位置検索ができる。また、SOKテレホンサービスセンターにお問い合わせすることでも車両の位置検索が行える。
4.現場確認サービス(別途契約が必要)
お客様の要請に基づいて車両の位置を検索し、SOK隊員が現場確認する。
<料金体系>
月額基本料金は、基本サービス〔モニタリング〕プラン(上記1~3)の場合2 200円(当初に事務手続手数料金5 000円、機器料金49 800円、機器取り付け工事料金約10 000円~)。
現場確認サービス付きプラン(上記1~4)の場合2 400円(当初の料金は基本サービスプランと同様)。
現場確認サービス付きプランにおける出動料金は別途料金(1回当たり10 000円)が必要。
位置情報提供サービス料金は、情報端末(携帯電話・PC等)の場合20回(1ヶ月当たり)までは無料で、20回を超過した分に付いては1回当たり100円。
SOKテレホンサービスセンターへの電話による位置検索の問い合わせの場合1回当たり300円。
<サービスエリア>
日本全国でGPS電波およびNTTドコモ(パケット通信)の電波を受信できるエリア

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