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NKK/アルミライナー・カーボンFRP容器のリサイクル技術の確立

2002年01月17日/未分類

NKKとグループ会社の鋼管ドラム(株)は、日本酸素(株)と共同開発した在宅医療用携帯酸素容器向けのアルミライナー・カーボンFRP容器のリサイクル技術を世界で初めて確立した。
NKKと鋼管ドラムは、自動車,医療分野での今後のアルミライナー・カーボンFRP容器の強化策を進めており、その一環として、鋼管ドラムが、1998年にダインテック社(カナダ アルバータ州)より、日本国内の独占販売権を取得して自動車用容器の販売を開始し、昨年4月からは日本酸素(株)と共同開発した在宅医療用携帯酸素容器向けのアルミライナー・カーボンFRP容器の営業生産を開始、昨年11月にはダインテック社と一層の提携関係強化の為に3%の出資を行うなど、積極的な事業展開を図ってきている。
アルミライナー・カーボンFRP容器は、適正な分別方法や破砕方法がなく、そのリサイクル処理方法の開発が急がれてた。
NKK及び鋼管ドラムは、FRP事業の展開・拡張を狙いに、アルミライナー・カーボンFRP容器のリサイクル技術の研究を開始し、そのリサイクル技術を確立した。
リサイクル技術の概要は、アルミライナー・カーボンFRP容器を切断後、製鉄プロセスにおいて、アルミライナー部は脱酸剤として、またカーボンFRP部は燃焼による昇熱剤としてリサイクル利用するというもの。
また当リサイクル技術は、在宅医療用携帯酸素容器のみならず、鋼管ドラム(株)が販売または開発中の圧縮天然ガス自動車及び燃料電池自動車用アルミライナー・カーボンFRP燃料容器へも適用できるめどを立てており、各種自動車のリサイクル率の向上が見込まれる。

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