デロイト トーマツ、IDSシェアー、SAPジャパン／mySAP.com導入促進を目的としたBPR（業務プロセス最適化）コンサルティングで提携

デロイト トーマツ コンサルティング（株）、IDSシェアー・ジャパン（株）、SAPジャパン（株）の3社は、日本におけるmySAP.com導入の迅速化・促進を目的として、日本企業に対するBPR（業務プロセスの最適化）コンサルティングを共同で提供することで提携した。
日本では多くの企業が、電子化や業務プロセスの改善によるビジネス効率の向上を目指しており、SAPソリューションの導入コンサルティングのニーズはますます高くなっている。
しかしERP（統合基幹業務ソフト）パッケージの導入に際してはそれぞれの業界、企業によって異なるビジネスプロセスそのものを再構築していく必要があり、コンサルタントが長期にわたって、業務プロセスの把握・見直し・改善、システムとの統合を行ってきた。
今回の提携を受けDTCは、過去に世界各国で独自に培ってきたBPRコンサルティングの方法論、mySAP.comをはじめとする業界別導入テンプレートを管理するためのプロセス・マネジメント・センター（仮称）を本社内に設立し、そのプラットフォームに独IDSシェアー社が開発したモデリングツールソフト「ARIS」を全面的に採用する。
これにより、顧客には最適かつ効率的に人的リソースを配分し、コンサルティングサービスの質、スピードのアップが可能となる。
各プロジェクトのコンサルタントはWEB経由であらゆる方法論、テンプレートをコンサルティングの現場で活用することが可能になる。
またERPの運用時のサポートツールとして、コンサルティング業務とあわせて「ARIS」そのものの導入をDTCとIDSの2社共同で行う。DTCがARISを活用したコンサルティングを展開する際は、顧客がARISの有効性、必要性を認識した場合、IDSはDTCのビジネスパートナーとして顧客へのARISの販売/導入、教育、活用体制の構築に対し、協業体制を取っていく。