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財務省/輸出入・港湾関連手続のシングルウィンドウ化に意見募集

2002年02月14日/未分類

財務省をはじめ輸出入・港湾関連手続関係各省は、輸出入・港湾関連手続のワンストップサービス(シングルウィンドウ化)の推進について、平成15年度のできるだけ早い時期までに、これら手続のシングルウィンドウ化を実現することを柱とする別紙のような基本方針を取りまとめた。
財務省関税局は、この基本方針に基づき、関係各省と協力、連携しながら通関情報処理システム(NACCS)について必要なシステム開発を行っている。
つきましては、そのシステム開発の参考とさせていただきますので、下記の内容について意見を募集している。
募集要領
募集期間:平成14年2月12日(火)から平成14年2月21日(木)(必着)
募集内容:輸出入・港湾関連手続のシングルウィンドウ化に関する別紙の方針についての意見
提出方法:氏名(法人名)、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスをご記入のうえ、提出(様式は自由)。
郵送の場合
〒100-8940東京都千代田区霞ヶ関3-1-1
財務省関税局調査課税関調査室 宛
電子メールの場合
メールアドレス:mailcust@mof.go.jp
FAXの場合
FAX番号:03-5251-2122
宛先:財務省関税局調査課税関調査室 宛
■輸出入・港湾関連手続のワンストップサービス(シングルウィンドウ化)の推進について
このたび、輸出入・港湾手続関連各省(財務省、国土交通省、法務省、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省)は、輸出入・港湾関連手続のワンストップサービス(シングルウィンドウ化)の推進について、以下の基本方針をとりまとめた。
《 基本的な考え方 》
1 .我が国の国際競争力の維持・向上の観点から、国際物流の効率化等を図るため、通関情報処理システム(NACCS)、港湾EDI、乗員上陸許可支援システム(仮称)等の各システムを相互に接続、連携することにより、平成15年度のできるだけ早い時期までに、輸出入・港湾関連手続のシングルウィンドウ化を実現します。
《 システム開発の基本理念 》
2 .上記1の実現に当たっては、利用者にとって使いやすく、運用に当たってコストが低く、国際標準にも配慮し、手続面で簡素なシステムを構築していきます。
《 具体的な方策 》
3 .今後は、下記の基本方針に従って具体的なシステム構築を進めていきます。
(1)  NACCS及び港湾EDIをシステム間で接続し、双方向で全ての必要なデータの交換を可能とすることにより、いずれかのシステムに対して1回の入力・送信をすれば、関係府省に対する全ての必要な輸出入・港湾関連手続を行えるようにします。
(2)  専用回線に加え、インターネットを活用した利用も同時に可能にしていきます。
(3)  シングルウィンドウ化に当たって、利用者に利用料金の追加的負担は求めません。
(4)  このほか、インターネットを通じて、複数行政機関への申請を容易にするクライアントソフトパック(注)の開発について、申請者の利用実態を十分把握した上でその検討を進め、できるところから逐次、開発します。
(注 )申請者の申請行為を支援するソフトウエア。インターネットを通じて、複数の行政システムに個別にアクセスし、申請者側のシステムでデータの自動転記等を行い、重複入力を回避します。
以上により、NACCS又は港湾EDIを経由して、全ての必要な輸出入・港湾手続を行うことを可能とします。
(注)財務省関税局では、こうした関係府省の取組みに合わせて、政府による申請・届出等手続の電子化の一環として、一般個人等が行うような輸入申告などを無料で電子的に受け付ける方策(平成15年度目途)についても別途検討していくこととしています。
なお、NACCSセンターでは、本年4月を目途に、海上NACCSの料金の低廉化を図るとともに、動植物検疫等の税関以外の諸手続をNACCS経由で行う場合であっても料金を課さない方向で検討が進められているところです。

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