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NTTデータ/国際物流の貿易関連書類支援ソフトをリリース

2010年05月07日/IT・機器

NTTデータは5月7日、企業の国際物流業務における貿易関連書類の効率的な管理を支援するソフトウエア「SimGate LIB」(シムゲート リブ)の提供を17日から開始すると発表した。

企業の国際物流業務において必要となる各種の貿易関連書類は、その種類が多岐にわたり、取引や輸出入毎に作成されるため膨大な量となる。

また関税法により、こうした書類の多くは長期間の保存が義務付けられており、国際物流事業者にとっては、これらの貿易関連書類の管理を確実かつ効率的に実施することは、コスト面においてもコンプライアンス面においても重要な課題となっている。

シムゲート リブは、あらゆる貿易関連書類を自動的に電子化しデータベース上で一元管理することで、企業の国際物流業務の効率化を支援するソフトウエア。

NTTデータは、税関・行政機関・民間企業をオンラインで結ぶ「輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)」と企業のシステムを効率よく接続できるゲートウエイソフトウエア「SimGate」を2004年から国際物流事業者向けに提供している。

SimGateLIBは、SimGateをさらに拡張し、NACCSから出力される帳票を初めとしたさまざまな貿易関連書類を電子的に管理・活用することを可能とするソフトウエアだ。

膨大な貿易関連書類を電子的に管理することで、物流事業者は書類管理コストを最大で30%削減できるほか、荷主からの問い合わせへの対応時間を大幅に短縮できるなど、顧客サービスの向上に寄与する。NACCSから出力される許可証等を確実に自動保管できるため、公的書類である許可証の紛失リスクも低減できコンプライアンス向上につながる。

許可通知書に代表されるNACCSの帳票電文を即時にPDF化することで、貿易関連書類の紙での管理を回避できる。NACCS帳票電文内の全てのキーワードをインデックス化しユーザー個々の検索ルールを設定することで、荷主や税関からの問い合わせに迅速に対応することが可能。NACCSの仕様変更時に発生する帳票レイアウトや電文フォーマット変更等の改変に対応する。

同ソリューションを利用することで電子帳簿保存法の適用が可能となり、社内コンプライアンス向上に寄与する。Sea-NACCS、Air-NACCSの輸出入業務全ての帳票電文に対応している。

問い合わせ
NTTデータ
第一公共システム事業本部
第二公共システム事業部
担当:佐々木、高野
TEL.050-5546-8166

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