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ニチレイ/「NCR BPMソリューション」を本格稼働

2002年02月14日/未分類

日本NCR(株)は、(株)ニチレイがNCRのデータ・ウェアハウス・ソリューション「NCR BPM(ビジネス・パフォーマンス・マネジメント)ソリューション」(業績管理システム)を戦略的意思決定支援システムとして全社的に活用されている、と発表した。
食品業界では消費者ニーズの多様化・複雑化、流通チャネルの破壊、規制緩和による競争の激化・グローバル化、インターネットの急速な普及等により、競争を勝ち抜くためには迅速な意思決定が不可欠となっている。
ニチレイが昨年春に導入した「NCR BPMソリューション」は、事業戦略の遂行状況と成果を経営トップから販売・物流・管理の現場スタッフまでが計量可能な数値で共有することにより、最適な戦略的意思決定を支援する。
統合基幹業務システム(ERP)で日々発生する明細データをTeradata(R)データ・ウェアハウスに蓄積し、事業、組織階層毎に業績管理指標に基づいて整理したデータにイントラネット上でアクセスを行い、さらにデータ・ウェアハウス活用ツール(Teradata AccessNavigator)を利用した非定型検索も可能。
現在のユーザー数は、役員および各部署のマネジャークラスを中心に、営業支援システム(SFA)を利用する社員も含め約1000名にのぼる。
「NCR BPMソリューション」は、ニチレイがこれまで築き上げてきたTeradataデータ・ウェアハウスに蓄積された情報を全社的に活用することで、迅速な意志決定を支援すると同時に、競争力のある提案型営業を支援するもの。
このソリューションは、同社内で「News 21」(Nichirei Evolutional Will System= 21世紀にニチレイが発展・進化の意志を持ち、トップ企業たる座を占めることを祈願して)の名称で、新業務系システムとの連携を図っているが、今後ERPの導入と連動し関連会社へも順次拡大を進めていく。
日本NCRは、「BPMソリューション」をニチレイの他、顧客企業3社に導入を進めており、今後同ソリューションをTeradataデータ・ウェアハウス・ソリューションの一部として、販売強化していく方針。

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