日本通運／チェコ共和国に営業拠点開設

日本通運（株）のドイツ現地法人（ドイツ日通）は、中東欧における事業展開の充実を図るためチェコ共和国の首都プラハに拠点を設け、1月から営業開始した。同社では、ドイツ日通ハンガリー支店に次いで、中東欧2番目の営業拠点になる。
中東欧ではハンガリーへの企業進出が先行したが、チェコの持つ地理的好条件、インフラ、労働水準、技術力、コストに加え、チェコ政府の積極的な誘致策が注目され、昨今、日系大手メーカーのチェコ進出が相次いで決定している。
ドイツ日通ではこの動向を捉え、2000年9月に同国に駐在員事務所を設立。これまで現地代理店支援とともに現地市場調査を行い、自社運営に向けての準備を進めてきた。
進出企業の工場設置に伴う設備関連輸送や部材供給など実際のニーズが高まる中、ドイツ日通プラハ支店として営業を始めるもの。
同支店の主な業務内容は、航空貨物・海運貨物の輸出入、工場への設備機器の通関・搬入、また顧客のロジスティクスに対応した倉庫・保管業務並びに欧州域内輸送、さらに企業進出に伴う海外引越し等。
プラハ市の中心から西へ約15kmに位置するプラハ空港・貨物共同ビル内に事務所を構え、当初は日本人1名を含む3名のスタッフで業務を開始しますが、業容拡大に伴い拡充していく方針。
名称 ： ドイツ日通プラハ支店
所在地 ： K Letisti 57 / 1049 161 00 Praha 6 Czech Republic
Tel：420-2-2011 6101
Fax：420-2-2011 6651