LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

トヨタ/ディーゼル車用 新触媒システム、欧州でモニタリング開始

2002年03月07日/未分類

トヨタ自動車(株)は、ディーゼル車の排出ガスに含まれるPM(Particulate Matter:ススなどの粒子状物質)、NOx(窒素酸化物)を同時にしかも連続的に浄化する画期的触媒システムDPNRを現行アベンシス(欧州向けミディアムセダン)に搭載し、3月より欧州各国でモニタリングを開始する。
トヨタでは、長年にわたりディーゼルエンジンの排出ガス浄化技術の開発を行ってきており、2000年7月には、最新のコモンレール式電子制御燃料噴射システムをベースに、シンプルかつコンパクトな構成の触媒システムを組み合わせることで、排出ガス中のPMおよびNOxを同時にしかも連続的に浄化できる、画期的な技術であるDPNRを発表した。
今回、このDPNRを現行アベンシスに搭載し、ドイツ、イギリスを含む欧州7カ国 計60台にてモニタリングを開始。モニタリング期間は3月より1年半とし、主に市街地でクルマを使用するユーザーに貸与し実施する。
テストにより、市場の様々な使用条件下での耐久性等の確認を行い、特にディーゼル車の販売比率が高い欧州市場において、早期導入することを目標に開発をすすめていく予定である。
本システム搭載エンジン主要諸元
2.0リットルD-4D(1CD-FTV型)
排気量(リットル) 1.995
気筒数 直列4気筒
燃料噴射方式 コモンレール式直噴
最大出力 81 kW/4 000 rpm
最大トルク 250 Nm/2 000~2 400 rpm
DPNR: Diesel Particulate-NOx Reduction System

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース