伊藤忠テクノサイエンス、日本シーベル／ＣＲＭで提携

伊藤忠テクノサイエンス（株）と日本シーベル（株）は、国内初の「ストラテジック・アライアンス・パートナー」契約を締結する。
両社は、シーベル製品を核とするCRMソリューションを導入している既存ユーザはもとより、新たにシーベル製品を導入しようとするユーザに対して、コンサルティング、導入、サポート・サービスといったトータル・サービスの提供を積極的に推進する計画。
伊藤忠テクノサイエンスは、日本シーベルの設立以前から日本市場においてシーベル製品を販売しており、豊富な実績を有していることから、日本のシステム・インテグレーターとして初めて「ストラテジック・アライアンス・パートナー」契約を締結する。
この「ストラテジック・アライアンス・パートナー」契約は、ベンダーと販売代理店という従来の関係を改め、シーベル社製品を核とするCRMソリューションの顧客への提案、販売、導入といった活動を、CTC、日本シーベルとの協業体制で行っていくことを目的としている。
今回の協業体制の強化に伴い日本シーベルでは、営業、サポート、サービス、パートナーの体制を製造、金融、通信、自動車、製薬などの業界を軸にして増加する。
さらにCRMの最先端の技術とノウハウを活かして、当業界向けのCRM製品を日本語化し今年の春に最新版である「シーベル7」を出荷する予定。
また、伊藤忠テクノサイエンスでは、シーベル社の認定技術者を、現状の倍の要員まで増やすほか、サポートデスクを増設するなど、社内体制の強化を図る。
これによりCTCでは、既存ユーザに対して従来以上のサポートサービスを提供することが可能になることはもちろん、新たにシーベル製品を導入しようと考えているユーザに対して、導入コンサルティング、システム構築、製品サポートまでを提供するワンストップサービスの強化を図る。