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パスコ、生駒システムエージェンシー/不動産管理システムを共同開発

2002年03月28日/未分類

(株)パスコは、生駒シービー・リチャードエリスグループと業務提携し、企業向け総合施設管理システムの共同開発をスタートする。
企業の合併や拠点の統廃合により、企業の保有する資産管理業務は益々複雑化する傾向にあり、管理業務の効率化が求められている。この企業ニーズに応えるため、商業用不動産情報サービスNo.1企業の生駒と経営ナビシリーズで企業向け業務アプリケーションを拡充するパスコが業務提携を発表する。
パスコは業務提携の一環として、新商品の共同開発を行うと共に、4月1日付で生駒のシステム子会社である生駒システムエージェンシーへ35%相当の資本参加を行い、またパスコから人材を派遣する。
今回の提携により、パスコのGISソリューションテクノロジーと、生駒グループのノウハウを結び付けた総合施設管理システムを共同開発し、業界内のデファクトスタンダードを目指す。
本システムは、法人等が所有・賃借する全ての不動産を対象に、複雑な所有形態や多様な事業形態に対応することが可能な機能を備え、通常の不動産管理機能を超えたアップツーデイトな不動産管理を実現することが出来る。
製品は、2002年の7月末をめどにプロトタイプを完成し、9月1日より提供開始予定。
システムの特徴を以下に記す。
1. 事業統合、分社化、合併、買収に伴う不動産管理
事業所経費の削減と最適化を実現
2. 法人が所有、賃貸、賃借する全ての不動産管理
不動産ポートフォリオを定期的に見直し常時最適化を実現
事業収支改善の為、適宜適切なデータを提供
不動産投資(売買・賃貸)判断材料の提供
不動産管理に係わる業務の生産性の向上
不動産の維持・管理・投資に係わる全データを管理
3. GISを活用した物件位置および物件環境の表示
対象物件の位置情報表示、全国主要都市及び主要エリアの賃料水準、地価、交通条件等の物件環境を表示
製品の初年度売上は、不動産を複数所有・賃借する大手企業を中心に、全国レベルの地図データ込みで5ライセンス付き850万円を予定し、初年度は2億5千万円の売上を見込んでいる。

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