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ユーリンプロ/グローバル展開を目指し、マッコーリー・グッドマンと統合

2006年05月29日/物流施設

オーダーメード型物流施設の投資・開発会社ユーリンプロは、グローバル・プロパティ会社MACQUARIE GOODMAN GROUP(マッコーリー・グッドマン・グループ)と経営統合を決めた。

ユーリンプロは、過去15年でオーダーメード型に特化した物流不動産会社として、欧州にて8カ国また、日本とアメリカにて事業拠点を配し、面積120万㎡、その価値8.5億ユーロ(約1207億円)相当の物流施設を開発実績がある。

90名以上のスタッフによって、現在、欧州8カ国で425,000m2の物流施設が開発中。

ユーリンプロ会長兼CEOのBart Verhaeghe(バルト・ヴェルハーゲ)は、今後、現職を継続するとともに、マッコーリー・グッドマンのオーストラリア、アジア、ヨーロッパの事業を運営するマッコーリー・グッドマン・エグゼクティブ・コミッティーのメンバーも務める。

マッコーリー・グッドマンは上場企業で、オーストラリア、ニュージーランド、アジア、ヨーロッパおよびイギリスにて事業展開している総合プロパティマネージメント会社で、不動産投資、資金運用、土地開発、金融サービスなどプロパティーサービスを幅広く提供し、700名を超えるプロパティの専門家によって支えられている。

2006年3月31日時点での、マッコーリー・グッドマンの時価総額は、約44億ユーロ(約6248億円、74億豪ドル)で、オーストラリア株式市場で最大手のインダストリアル・プロパティ会社として、またグローバルにおいても最大手の一社としての地位を築いている。

マッコーリー・グッドマンのプロパティ・ポートフォリオは、25億ユーロ(3550億円、43億豪ドル)におよび、160億ユーロ(2兆2720億円、270億豪ドル)の総資産を運営している。

Bart Verhaegheはさらに「ユーリンプロは最新型の物流不動産の投資・開発会社として欧州において主導的な地位を築いてきた。欧州市場以外にも更なる事業拡大を目指し、専門的知識の統合とマッコーリー・グループのリソースにより、ユーリンプロは既存と新規市場でのシェア拡大を目指す。ユーリンプロの現在のシニア・マネージメントは、マッコーリー・グッドマンとともに、更なる事業運営を行っていく」と述べている。

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