ソフトバンク・テクノロジー、カードコマースサービス／電子商取引分野で業務提携

ソフトバンク・テクノロジー（株）と（株）カードコマースサービスは、e-commerceサービス・m-commerce（モバイルコマース）サービス・通信販売サービス等の非対面分野における市場の拡大を図るために、包括的な業務提携を結び、４月１日よりサービスを開始する。
ソフトバンク・テクノロジーの受発注業務から物流、決済・回収代行、マーケティングなどを含むバックオフィス業務を請け負うASPサービスのノウハウと、カードコマースサービスのクレジットカード決済業務のノウハウを連携させることにより、加盟店の複雑な業務を一手に代行するASPサービスを提供していく。
通信インフラのブロードバンド化により急拡大しているe-commerce市場では、迅速なバックオフィス業務と決済業務が、その生命線となっている。迅速に、より早く、より多くのトランザクションを正確に処理することで、ブロードバンドe-commerceのビジネスチャンスを確実に獲得し、顧客満足度を向上させることが可能となる。
今回の提携により、ソフトバンク・テクノロジーが提供する、BtoC向けe-commerceのASPサービスは、カードコマースサービスの決済システムおよびインフラを活用することで、今まで以上に大量かつ迅速にサービスを提供することが可能になる。
また、カードコマースサービスの新規・既存顧客へのe-commerceサービスを提供することが可能となり、カードコマースサービスは、ソフトバンク・テクノロジーの受発注業務から物流、決済・回収代行、マーケティングなどを含むバックオフィス業務を請け負うASPサービスと自社の安全で利便性の高い決済システムとを合わせることで、一環したサービスを提供することが可能になる。
今回、両社が業務連携を図ることにより、商品の受発注・物流・決済・マーケティングの各業務を一元管理するソリューションを提供することが可能となる。このソリューションを両社が相互に営業連携できるアライアンス・パッケージとして、それぞれの顧客、１０００社以上のカードコマースサービス既存加盟店及び、ソフトバンク・テクノロジー既存顧客に対して販売していく。
今後は、両社の強みを生かした新商品・サービスの開発を行い、より顧客ニーズに合ったソリューションをスピーディーに提供していく。さらに両社は、未開拓分野(カード未参入分野・対面販売分野)およびブロードバンド・ビジネスへの研究開発においても、既存のノウハウに基づいたソリューションを共同で展開していく予定。