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昭和電工/熱交換器事業部にSCMシステム導入

2002年03月28日/未分類

昭和電工(株)は、熱交換器事業部においてSSAグローバル テクノロジーズ ジャパンの BPCSをコアとした双子のSCMシステムを2002年3月より導入した。
同社はこのシステムを活用することにより、熱交換器事業部の「業務の効率化・省力化」、「意思決定の迅速化」を実現する。
新システム導入の背景
1999年以降、自動車メ-カ-の世界規模での合従連衡、国内自動車メーカーの海外生産シフト加速等の動きに伴い、自動車部品メ-カ-はグロ-バル規模での供給体制構築やモジュ-ル・システム化での供給を強く要求され、対応が求められている。
同社熱交換器事業部は2000年3月より、業務システムの革新活動を続け、業務最適化を目指し、ユ-ザ-ニーズに機敏に対応するには、統合化されたコンピュ-タ-システム導入が不可欠と判断、同年8月から各種ERPパッケ-ジを比較検討し、特に自動車部品メーカーの生産管理機能に最適合なシステムとして、同年11月にBPCSの導入を決定した。
双子のSCMシステムとは 
受注から出荷までコンピュ-タ-で一元管理するサプライチェ-ンマネ-ジメント(Supply Chain Management)と、製品企画段階でデ-タ-ベ-スによるコストシミュレ-ションが可能な戦略的コストマネ-ジメント(Strategic Cost Management)の両システムをBPCS上で稼動することにより、下記の導入効果を早期に顕現させ、世界で通用する経営システム、業務システム構築を目指す。
-導入効果-
1.経営判断の迅速化
2.リードタイムの短縮
3.業務の効率化による間接人員の削減
4.在庫の半減
今後の展開
熱交換器事業部の海外子会社への横展開を図り、グロ-バルな事業経営を目指す。
また、国内ではアルミニウム加工品事業部門内の他事業部への横展開を行います。

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