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エヌケーケー物流、日栄運輸倉庫/統合

2002年04月30日/未分類

NKKの関係会社で鉄鋼物流を中心とするグループ物流を担うエヌケーケー物流(株)と日栄運輸倉庫(株)は、2002年10月1日を目処に統合することで基本的に合意した。
これに先立ち2002年9月1日を目処に日栄運輸倉庫の事業の一部を分社し、製鉄所構内作業を主体とする子会社を設立する。
エヌケーケー物流(株)は、NKKの鋼材製品の海上輸送を中心とする海運・倉庫・港湾運送会社であり、日栄運輸倉庫(株)は、NKK鋼材製品の陸上輸送と京浜製鉄所の構内作業を中心とする陸運・倉庫・港湾運送会社で、両社ともにNKKグループの物流部門の中核としての役割を担っている。
NKKの物流部門においては、グループ物流トータル最適化を実現すべく、物流資源の効率的活用、最適物流体制の構築、強固な系列物流会社の育成を推進しており、近年の物流企業への、総合物流サービスの提供、物流ネットワークの拡大、情報基盤の整備等のニーズに応えるため、経営の効率化と基盤強化が必須の課題となっている。
この統合は、鋼材船、貨物船、ケミカル船といった多種多様な船舶による海運事業、及び全国に保有する流通基地を活用した倉庫事業を基盤とするエヌケーケー物流と構外陸上輸送事業、倉庫事業、京浜製鉄所構内作業を基盤とする日栄運輸倉庫との集約・再編により、「海陸一貫機能を有する総合物流企業の構築と、シナジー効果による外販事業の拡大」、「事業領域が異なる製鉄所構内作業と構外物流分野の分離による事業環境に応じたスリムな体制作り」を目指すもの。
NKKとしては、統合による新会社が、NKKグループの中核総合物流会社として、更なる高次元での効率的な物流を実現し、物流ノウハウや全国ネットの物流資源を活用した新規物流事業分野への積極的な進出を図る事を期待している。
統合会社の社名はエヌケーケー物流(株)とし、2002年10月1日付にて社長には大島光夫氏(現 エヌケーケー物流、社長)、相談役には櫻井秀治氏(現 日栄運輸倉庫、社長)が就任の予定。
統合比率等の詳細につきましては検討中の段階。

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