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日新/海上輸送シフトなどで売上減、売上高1119億円

2008年11月11日/決算

日新が11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は1119億9100万円(前期比4.2%減)、営業利益26億8100万円(6.8%減)、経常利益28億9700万円(6.7%減)、当期利益18億8400万円(6.2%増)となった。

事業別の概況では、国際物流事業の海上貨物事業で電子機器、機械などの輸出が堅調だったものの、北米向け自動車・輸送用機器などが低調に推移した。航空貨物事業では、燃料費高騰の影響から海上輸送シフトが進行し減少傾向が続いた。輸出は電機・IC関連機器や自動車部品の荷動きが低迷し、輸入もアパレル製品や食品関係の取扱いが減少。売上高は657億1300万円となった。

国内物流事業の自動車運送事業は、石油化学関連製品や輸送用機器等の取扱いが減少。倉庫事業・構内作業では、食品などの取扱いが伸び悩んだが、危険品の取扱いなどを中心に概ね堅調。売上高は192億4000万円で推移した。

周辺事業の旅行業、その他の事業では、旅行業が旅行需要の停滞、国際線のビジネス需要の鈍化で、売上高は270億3700万円となった。

通期は第2四半期の影響で、堅めに見直し業績を下方修正した。修正後の予測売上高は2210億円(4.7%減)、営業利益56億円(12.5%減)、経常利益57億円(13.6%減)当期利益34億円(12.8%減)と減収減益が続く。

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