SASインスティチュート ジャパン／財務ソリューション、「SAS Financial Management Solutions」を発表

（株）SASインスティチュート ジャパンは、グループ経営のための財務ソリューション、「SAS Financial Management Solutions」の出荷を開始したと発表した。
SAS Financial Management Solutionsは、連結経営、グループ経営や株主への財務情報の開示（IR）などを効率的に処理するためのソリューションで、「計画」、「管理」、「分析」、そして「レポート」と、財務分野に必要な全ての機能を提供する総合的な財務ソリューション。
SASの大容量分析技術などを生かした同財務ソリューションは、様々なプラットフォーム上の財務データをシームレスに統合し、大容量の財務データを処理する。また、Web画面から簡単かつ迅速に予算編成を行う機能も提供。さらに、同ソリューションは、ABC Technologies社の活動基準原価計算の「OROSソフトウェア」とも連動できる、包括的な財務ソリューション。
純粋持株会社の解禁、連結決算制度と会社分割制度の施行、そして来年には連結納税制度が予定され、日本はグループ経営の時代に入った。こうした状況下、企業は、M&Aなどによって形成したグループ企業に散逸しているシステムの異なる膨大なデータソース、特に財務データの一元管理、高速処理、分析、およびその迅速な活用といった、財務面での強力なグループ経営の必要に迫られている。
SASは、今回その需要に応えるために、SASの大容量データの高速な分析技術、マルチプラットフォームに対応した大容量DWH技術などを生かした財務ソリューション、SAS Financial Management Solutionsを発表した。