(株)テイツーは、基幹系の第3次情報システムを2002年4月より本格導入した。
店舗のマネジメント負担を軽減することで、各店舗の高収益化体制を確保し、直営事業および業務提携事業の全国展開を推進し業界No.1を目指す。
同システムは、TIS(株)が本部系システムを、三菱電機(株)の関係会社の三菱電機インフォメーションシステムズ(株)が店舗系・分析系システムを構築した。
テイツーの第3次情報システムでは、高信頼性を持つIBMのi-Seriesをセンタサーバに、完全リアルタイム在庫処理、会計システムとの自動連動を実現。
店舗には独立型POSシステム開発によるノンストップ稼動と、無線型ハンディターミナル採用により、現場作業を大幅に削減している。
第3次システムは高度なデータ分析機能を特長としており、高速OLAPエンジンDIAPRISMを採用することにより、従来、月次処理で行っていた商品分析をいつでも必要な時に行える。
また、顧客情報を様々な角度から分析でき、さらに最適適応法を用いた需要予測も実現し、分析データ量の増加に応じたサーバ並列化も可能で、将来にわたる高い拡張性も備えている。
さらにTISのデータセンターを活用することで24時間365日のフルサポートを得ながら、システム保守運用コストを削減できる。
第3次システムのポイント
・在庫量の効果的把握=リアルタイムインベントリにより「リアルタイム」に「本部」で「一元管理」できる。
・需要予測の精度向上=過去5週間の販売傾向などを独自のアルゴリズムで統計処理し、全店舗の在庫移動、発注処理を効率的に行う。
・日次管理会計によるタイムリーな経営状況把握=完全リアルタイム化により日次バッチで店舗別、商品別の粗利益情報が把握でき、適正在庫の効率化などに寄与できる。
・システムが安定稼動=安定的で拡張性のあるサーバを採用し、TISの大阪センターとMDISのシステムサポートセンターとの連携による高レベルのシステム稼動と保守運用にアウトソースすることで、本来業務に集中できる。
さらに、2002年7月には、営業戦略システムの拡充を図るべく、顧客ポイントカードを利用したCRMシステムを導入し、顧客情報の収集・蓄積を行い、分析することで潜在ニーズを発見し「個客」マーケティングを実施する。
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「古本市場」のテイツー /基幹系第3次情報システムを導入
2002年05月16日/未分類
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