伊藤忠テクノサイエンス、日本ジェイ・ディ・エドワーズ／ビジネス・パートナー契約、締結

伊藤忠テクノサイエンス（株）と、日本ジェイ・ディ・エドワーズ（株）は、J.D. EdwardsのERPパッケージ（統合基幹業務ソフトウェア）「OneWorldR Xe（ワンワールド・エックスイー）」のライセンス販売を中心とするビジネス・パートナー契約を締結した。
今回、CTCと日本ジェイ・ディ・エドワーズは、売上高100億から1 000億円規模の企業を対象に、「OneWorldR Xe」をベースに最新のハードウェア、ソフトウェア、周辺システムを統合・最適化し、大規模企業向けERPシステムと同質のトータル・ソリューションを提供する。これにより両社では、広範な企業規模を対象とした一貫性のあるバリューチェーンの構築が可能となる。
CTCでは、「OneWorldR Xe」を製品ラインアップに加えることにより、「OneWorldR Xe」を核とするERPソリューションをはじめとするCRM、モバイル、セキュリティなどの様々なエンタープライズ・ソリューションを、あらゆる規模の製造・産業・建設・流通業などの企業に対して提供することが可能になる。
とくに本年度はプロジェクト管理会計のニーズが高い業種を中心に展開する方針。また、日本ジェイ・ディ・エドワーズは今回の提携により、ターゲットとなる準大手/中堅企業に対する販路拡大を図る。
今後両社は、CTCが全国規模で展開する販売、コンサルティング、システム導入開発、保守運用サービスと連携したERPトータル・ソリューションの提供を積極的に推進するほか、マーケティング面でも協業を進める。なおCTCではライセンス、ハードウェア、システム導入を含めた事業として初年度5件の案件獲得を目指す。