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IDCジャパン調べ/SCMは「自社開発」比率高い、ITソリューション導入調査

2008年03月27日/調査・統計

IDCJapanは3月26日、2008年1月に国内のITソリューションユーザーを対象に実施した「ITソリューション導入に関する調査」の結果を発表した。
「ERPソリューションの会計」といった各企業に共通するソリューションの導入率は、従業員規模が1000人以上の企業では約6割と高い割合を示す一方、「CRMソリューション」「ERPソリューションの生産管理」「SCMソリューションの需要予測」「ロジスティクス」など、企業ごとの独自性が高く、企業の競争優位を左右するソリューションの導入率は大企業でも低い状況。
しかし「2年以内に導入予定、あるいは検討中」とする割合が高いため、IDCでは「これらのソリューションで今後導入の裾野が拡大する」と予測している。
ソリューションを「導入済み」「2年以内に導入予定、あるいは検討中」と回答した企業で、パッケージをベースにソリューションを導入している企業の割合は、全ソリューションで8割を超えており、特に「ERP-会計」では、91.4%と高い割合を示した。
一方「自社開発」と回答した企業の割合は、2割以下。「SCM-在庫管理」「SCM-ロジスティクス」は他ソリューションと比較し、「自社開発」が高い割合を示した。

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