LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ブリヂストン、米国MTS社/世界最大のタイヤ性能試験機を共同開発

2002年05月30日/未分類

(株)ブリヂストンは、米国MTS社と共同で、民生用としては世界最大のタイヤ性能試験機を開発し、7月より本格稼動する。
乗用車の高性能化に伴い、タイヤへの要求性能も年々高まりつつあり、またF1に代表されるレーシングタイヤは、過酷な条件下での高いポテンシャルが求められている。こうしたニーズに対応していくために、ブリヂストンは世界的試験装置メーカーであるMTS社に対し、より高性能な試験機の製作を依頼したもの。
この性能試験機は、フラットトラックタイプでは世界最大規模で、速度、荷重、横G、制駆動トルクの面で従来の試験機の能力を大幅に上回り、高速、高荷重でのコーナーリング特性や、実車同等の制駆動トルク特性といった従来困難であった試験が行え、F1レースのように非常に厳しい実走行条件での試験が可能となった。
また、タイヤへの入力条件が大幅に増え、様々な組合せでの試験が行え、実走行シュミレーションによる実稼動状態でのタイヤ動特性の評価・解析も、従来以上に厳しい条件で可能となる。
同社はこの性能試験機を活用することで、タイヤ製品開発業務の高度化、効率化を図り、新車メーカーを始めとするユーザーの要求にも十分対応していきたいと考えている。
新性能試験機の概要
試験機名:PS/LT用大容量フラットトラックタイプタイヤ操縦性試験機(LT-R)
対象タイヤ:乗用車タイヤ、ライトトラックタイヤ、レーシングタイヤ
・主な仕様  ※( )内は従来 
最高速度: 320km/h(250km/h)
最大荷重: 30 000N(25 000N)
最大横力: 30 000N(15 000N)
制駆動トルク: 5 000N-m(2 800N-m)

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース