富士ソフトＡＢＣ、日本オラクル／ITシステム構築サービスで包括的提携

富士ソフトＡＢＣ（株）と日本オラクル（株）は、ITシステム構築サービスにおいて包括的に提携し、本日より提供開始する。
従来、富士ソフトABCと日本オラクルの両社は、データベースシステムを中心としたソフトウェア製品をエンドユーザに届けるビジネスパートナー。
しかし、急激に変化するビジネス環境とともに、市場では、より高度なシステムや、コンサルティング、ソリューション、そしてサポートが求められるようになっており、富士ソフトABCと日本オラクルは、両社が積極的に取り組んでいる企業向けソリューションのノウハウを活かしながら、顧客のシステムの信頼性と対応力を強化するために、提携することになった。
富士ソフトABCでは、「オラクル室」を発足し、日本オラクルが認定する「オラクルマスター」の「プラチナ」資格者を有し、且つUNIXなどのオープン系システムのコンサルティング能力を持つプロフェッショナルエンジニアを中核に配置。長年に渡って培ったオラクルデータベースに関する技術ノウハウやトラブルシューティングの経験を活かし、顧客に最適なサービスを提供して行く。
日本オラクルのソフトウェア製品、「Oracle9i」「Oracle9i Real Application　Clusters」「Oracle9iAS Portal」を基盤に、富士ソフトABCがこれまでに培った技術ノウハウを活用し、顧客にソリューション、コンサルティング、そしてサポートの各サービスを共同で提供する。本サービス事業は主にWindowsやLinuxなどのIA（Intel Architecture）サーバー環境下で展開される。
提携により富士ソフトＡＢＣが提供するサービスメニュ
サポートサービス
・アップデートサポート
・ベイシックサポート
・スタンダードサポート
コンサルティングサービス
・データベースアプリケーション開発サービス
・データベース設計／構築（導入）サービス
・パフォーマンスチューニングサービス
・データベース移行サービス
・データベース運用／定期診断サービス
・DWH構築サービス
ソリューションサービス
・Oracle9i RAC on IAサーバソリューション
・Oracle9iAS Portalソリューション
日本オラクルの保有するソフトウェア製品に関連する技術情報、および富士ソフトABCが保有する様々なシステム構築ノウハウを両社間で積極的に共有し、恒常的に顧客サービス向上を目指す。
本提携により、両社はITシステム構築の総合的なサービスを向上し、従来システム稼動までに必要な期間を、こうした体制の強化とサービスのメニュー化、ノウハウの共有によって大幅に短縮することを目指す。