富士通(株)は、設計支援、生産管理、調達、会計処理、顧客管理などの基幹業務に対し、短納期でシステム構築を可能とする「GLOVIAソリューション」を提供開始する。
同ソリューションでは、システムの導入効果測定などのフォローアップコンサルティングも加え、情報システムのライフサイクル全般に渡るサポートを提供する。
急激な経営環境の変化に伴い、経営課題を解決するシステムの早期構築と安定運用が望まれており、情報システムの構築スタイルは、業務パッケージを導入する方法が主流となりつつあるが、単にパッケージを導入しても、必ずしも期待した効果が上がらないといった課題がある。
この課題を解決するために、「GLOVIAソリューション」は、顧客の業務改革に必要な競争力のある受注生産型業務モデル、決算早期化業務モデルなど(当初5種類)をソリューションスィートとしてご提供する。
ソリューションスイートの特長
1.新システムをイメージできるソリューションテンプレートの利用
顧客とともに培った同社の業務システム構築・導入のノウハウを「業務フロー」、「業務処理方式」、「業務評価指標」等から構成されるソリューションテンプレートとして顧客に提供。顧客は新システムでの業務をイメージすることができるので、希望に合った信頼性の高いシステムを安心して導入できる。
2.情報システムを早期に構築するためのソフトウェアコンポーネントの利用
次世代プロセス統合を実現する、同社のInterstage CollaborationRing(インターステージコラボレーションリング)を活用し、同社パッケージ製品を中心に他社パッケージ製品もコンポーネントとして統合し、提供する。
これにより、顧客は業務毎に最適なコンポーネントをご利用でき、企業全体として最適なシステムを短期間で構築できる。
3.安定運用を実現するライフサイクルサポートの提供
顧客がシステム導入の目的を達成したかを評価するフォローアップコンサルティングやヘルプデスクなどの稼働開始後のサービスをご用意しており、顧客の情報システムのライフサイクル全般に渡るサポートを提供する。
GLOVIAソリューションの概要
世界で約5200システムの導入実績があるERPソフトウェア「GLOVIA」シリーズを中心に、同社のCRM(Customer Relationship Management)、PLM(Product Lifecycle Management)などの業務パッケージを、顧客の業務に合うように組み合わせて提供する新ソリューション。
「GLOVIAソリューション」で、利用できるソリューションテンプレートは、当初5種類で、本年度中に30種類の品揃えを行う予定。これにより、「GLOVIAソリューション」全体では、今後2年間で1000億円の売上げを予定している。
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富士通/基幹業務をサポートするソリューションスィート提供
2002年06月20日/未分類
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