富士通／移動体通信機能を強化した車載ステーション「MBC2002」新発売

富士通（株）は、移動体通信機能と使いやすさを強化した、運送業向けの車両運行管理端末、車載ステーション「MBC2002」を新発売した。
「MBC2002」により、運送業者は、高度な運行管理機能を利用して、ドライバーへの適切な安全運転指導が可能となる。また、車両の運行状況を正確に把握することが可能となり、運行計画の効率化を図ることができる。
「MBC2002」は、国土交通省のディジタル式運行管理計の規格に対応しており、車両の速度、距離、時間を自動記録する。また、GPSレシーバを標準搭載し、車両の走行経路も自動記録することが可能。これらの記録されたデータは、ディジタル式運行記録計では初めて採用される非接触式のメモリカードに記録される。
メモリカードに記録された運行データは、事務所の運行管理システムにより、運転日報として出力される。さらに、NTTドコモのパケット通信サービス「DoPa」に標準対応し、通信装置を接続するだけで、車両の位置をリアルタイムに把握する「動態管理システム」に連携することが可能となっていいる。
新製品の特長
DoPa通信に標準対応
NTTドコモのパケット通信サービスDoPaに標準対応。ケーブルを接続するだけで、通信装置に接続でき、車両の位置をリアルタイムに把握することができる。
ドライバーの操作性を大幅に向上
ディジタル式運行記録計では初めて、データ記録媒体に電気的接点のない非接触式メモリカードを採用。メモリカードの破損や磨耗を防ぐことができる。
高輝度バックライト付き液晶画面や、使用頻度の高いキーに大型キーを採用するなど、見さすさと使いやすさを向上。
車内での安全運行をサポートする音声ガイダンス機能。
ディジタル式運行記録計の認定を取得
国土交通省の運行記録計の認定を取得。煩雑な用紙管理は必要ない。
販売参考価格
272 500円 (標準的な構成例)
販売目標
3年間で50 000台
※非接触式メモリカード：電気的接点のないメモリカード。接点がないため、防滴性、防塵性に優れ、電磁誘導方式によりデータの書き込みを行う。
問い合わせ先
コンシューマトランザクション事業本部
流通マーケティング部
電話:03-3548-3642
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