日本油脂・尼崎工場／大規模油化製品保管用自動倉庫完成

日本油脂（株）の油化事業部・尼崎工場（兵庫県尼崎市）、大規模油化製品保管用自動倉庫が完成した。
新自動倉庫は、主に同工場で生産された製品・半製品を保管する高さ３０ｍの建屋一体型高層自動倉庫。庫内設備はスタッカークレーン５台、保管パレット数７，５４８、ループ台車６台及び入出荷用コンベアステーションを装備している。
自動倉庫設備は、石油缶・ドラム缶・ファイバードラム（ドラム缶の小さいもの）・ケース・ペーパーバック・コンテナの合計６種類の荷姿をパレット単位で保管できる点が特長。また、運用面で、建屋内への入荷作業に関し、入荷ステーションにバーコードリーダーを設置、作業の効率化を図った。
さらに、崩れやすい荷物を自動倉庫で保管できるよう、荷物にビニールラップを自動で巻き付けるストレッチ包装機を設置。建屋からの出荷作業に関しても、パレットのまま出荷できるラインと人手によるピッキングができるラインの２つに分け、作業の効率化を図っている。
製造は、石川島播磨重工業（株）。