日本郵船／GT-NEXUS/INTTRAとの接続開始

日本郵船（株）は、3月18日の海運共同ポータルへの参画方針発表以来、海運ポータル2社（GT-NEXUS/INTTRA）との接続作業を継続してきたが、データ交換（EDI）システムの開発・テストを中心とする統合準備作業が完了したことを受け、両ポータルとの接続を開始した。
今回接続対象となるデータは、GT-NEXUS向けが、Schedule、Container Tracking、Booking、Shipping Instruction、B/L Informationの5種類、INTTRA向けが、Schedule、Container Tracking、Booking、B/L Informationの4種類となりますが、当社が提供するデータに基づくポータルサービスの利用に当たっては、各ポータルにおける初期登録、及びキャリア設定が必要となる。
GT-NEXUS及びINTTRA経由のサービスを希望する顧客は、「NYKの情報を希望」される旨明記の上、ポータル側にリクエストする。
今回開発した海運ポータルとの接続システムは、同社が2年前より独自に取り組んできたe-Commerce対応プロジェクト「ペガサス」で培った、先端のインターネット技術、e-Commerce関連のノウハウ、及びシステムインフラストラクチャーを土台に構築したものであり、複数のポータルとの同時接続は業界初のケース。