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イオン、オリエント、セゾン、UC/クレジットカード会社4社、業務提携

2002年07月28日/未分類

イオンクレジットサービス(株)、(株)オリエントコーポレーション、(株)クレディセゾン、ユーシーカード(株)の4社は、クレジットカード業務に関連して、外部ネットワークとの接続システムの共同化を行なう。本件は、みずほフィナンシャルグループの呼びかけにより昨年から検討を行ない、4社が合意に至ったもの。
クレジットカード業界においては、新規参入や加盟店手数料率の低下等競争環境が厳しくなる中で、ICカード化対応やインターネットやモバイルを活用したビジネス展開等に備え、大規模な戦略的投資が必要になってきている。
合計約5千万人会員のスケールを擁し、流通系・信販系・銀行系の3業態を代表する4社は、各社が保有する経営資源を有効活用することでローコストオペレーションの実現、会員・加盟店に提供する機能・サービスの向上を目指すための検討を開始した。
第一段階として、外部ネットワークとの接続システムの共同化を進めていくことで合意。これにより、ICカード対応をはじめ新規ネットワークとの接続インターフェースの開発負荷の低減を目指していく方針。今後、他のクレジットカード会社にも参加を呼びかけ、業界をリードするスタンダードなインフラを構築していく。
更に、クレジットカード業務全般のインフラとなるプロセシング業務の共同化、サービス向上・業務効率化等についても、各社がそれぞれ経営の独自性を活かしながら強みを結集し、連携の強化を検討していく。
みずほフィナンシャルグループは、個人向け金融サービスを重要な柱ととらえており、インフラ面では決済ペイメントサービスの機能強化が重要と考えている。その中で、クレジットカード事業においては銀行系のブランド会社としてグループ内にユーシーカードを擁するほか、流通系・信販系カードの雄である3社とも友好的な取引関係にあることから、今回の案件を推進してきた。今後についても、この4社の枠組みに止まらず他のクレジットカード会社の本業務提携への参加の動きを支援していく。
具体的内容
1.外部ネットワークとの接続システム共同化により、以下を実現。
・ CAFIS等の外部ネットワークとの接続増加に伴なう個社開発負担の軽減。開発資源(ソフト開発要員等)共有化による開発スピードアップ
・ 4社間取引(アクワイアリング)の内部処理による外部ネットワークへの処理コスト削減
・ 共同化によるハード・ソフト・運用費用の負担軽減
・ ICカード電文処理、認証等、各社対応が必須となるシステムの共同開発
2. (株)NTTデータのコンサルティングの下、(株)インテリジェントウェイブに開発を依頼する予定。

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