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仏ルノー社/テクノマティックスのeMPowerソリューションにより自動車組立全工程を世界規模で標準化

2002年07月28日/未分類

テクノマティックス・テクノロジーズ(以下:テクノマティックス)は、フランスの大手自動車メーカー、ルノー社が、テクノマティックスのeMPowerソリューションによる組立工程の世界規模での完全標準化を決定したと発表した。
ルノー社はこれまで15年以上にわたって、テクノマティックスのソリューションによる生産およびサプライチェーンのコスト削減と品質改善に取り組んできた。
自動車組立工程の事前計画と詳細検討での活用に向け、ルノー社はフランス、スペイン、トルコ、ブラジルの工場でテクノマティックスのeM-WorkplaceとeM-OLPを導入する。今回の導入により、同社ではスポット溶接の質改善やロボット・プログラミングの所要時間短縮、ライン・ビルダとのワークフローの決定、既存のリソースと工程の再利用が可能になる。
ルノー社では、これまでにテクノマティックスのソリューションを活用した結果組立工程の合理化を実現し、1台につき50 000~100 000USドルを要する組立ロボットの台数を10%削減することに成功した。
ルノー社は、生産の事前計画段階にeM-Workplaceを採用し、CADシステムからeMPower環境への3Dモデルと溶接打点の位置情報の移行、組立工程の実行可能性検討、生産シナリオ決定のためのコスト見積り、組立順序の決定、および製品設計へのフィードバックを実施する。
詳細検討段階では、新規生産ラインに必要なリソースと利用可能なスペースの特定が可能になる。また、ライン・ビルダには技術的制約をすべて説明した上で、パス、装置、ロボット・プログラムを含む完全な溶接ラインおよびワークセルの設計を指示することができる。

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