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鈴与/コンテナターミナル「ノンストップ・ゲート・システム」実証試験を実施

2002年08月04日/未分類

鈴与(株)と、石川島播磨重工業(株)は、静岡県の後援を得て、清水港の競争力強化に向け、清水港・袖師第一埠頭のコンテナターミナル・コンテナ搬入ゲートにおいて、コンテナ搬入時にゲートをノンストップで通過できるシステムの実証試験を、世界に先がけ、7月1日からおよそ2週間にわたり実施した。
本システムは、高速道路のノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)で利用されている最新の無線技術等を利用して、無線端末を搭載したトレーラがゲートに進入すると同時にターミナル側システムの情報とチェックを行い、トレーラがゲートで停車することなくヤード内への進入を可能とするもの。
実証試験は、静岡県が港湾管理者として港湾施設の提供と全体管理を行い、鈴与がコンテナターミナルの運営知識およびターミナルシステムを提供、石川島播磨重工業が開発したゲート管理システムおよびそれに関連する技術を提供し、実際に輸出船積みされる貨物を用いて実施した。
本システムが実用化されれば、従来から地元海貨業者を中心に、運送業者、船社代理店ほかの協力で稼動している清水港VANの利用とあわせ、清水港全体の効率化や日本の港湾の国際競争力向上にも寄与するものと考える。
また、トレーラの渋滞は排気ガス等環境面にも影響があり、渋滞の解消は、地球温暖化等の環境問題にも寄与するものと見込んでいる。

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