日本ユニシス、SAPジャパン／サービスパートナー契約を締結

日本ユニシス（株）はSAPジャパン（株）と、サービスパートナー契約の締結を行い、独SAP社製品のアプリケーション構築ビジネスの推進において協業していくことで合意した。
今回の合意により、従来からのSAPサーバ・プラットフォームビジネスと合わせて、SAP製品導入に関わるトータル・ソリューションを提供する体制が整った。また、今後はこの体制を活かし、SAPソリューションの中でも電子調達業務におけるサプライヤとのコラボレーションを円滑に行う「mySAP SRM」ソリューションのビジネスに、特に注力し、同分野でのトップシェア獲得を目指す。
日本ユニシスとSAPジャパンは、1998年の米国ユニシスとSAPとのグローバル・テクノロジー・パートナーの契約締結を受け、1999年にテクノロジー・パートナーとして契約を締結。
また、日本ユニシスは、2000年からWindowsR 2000 Datacenter Serverを搭載した世界で唯一の32CPU搭載可能な高信頼／高可用性IAサーバ「ES7000」を販売、SAP製品の機能を最大限に引き出すSAPサーバ・プラットフォームの提供に注力してきた。
今回、両社でのサービスパートナー契約締結により、SAPのアプリケーション構築サービスとSAPソリューション導入に必須の他システムとの連携サービスを開始する。
このサービス開始により、プラットフォーム選定から導入・アプリケーション構築に至るまで、一貫したトータルサポートが可能となり、SAPソリューション導入の「質とスピード」の向上を実現し、SAPサービスビジネスの拡大を図る。
日本ユニシスとSAPジャパンは、2001年3月に日本最大の購買額を誇るeマーケットプレイス「ジャパン・イーマーケット」の立ち上げをサポート。その他にも数多くの電子調達分野でのシステム構築において、実績をあげている。
日本ユニシスはこの構築ノウハウを活かし、SAPソリューション群の中でも調達業務におけるサプライヤとのコラボレーションを円滑に行うためのソリューション「mySAP SRM」を中心にビジネスを推進し、今後、SAPソリューション群のフロントオフィス系コンポーネントへと拡大を図る。
また、日本ユニシスの連結子会社、日本ユニシス・ソフトウェア（株）では、既にSAPのサービスパートナーとしてSAP製品による自社システム構築をはじめとした数多くのSAPアプリケーション構築実績を有している。今後も日本ユニシス・グループとしてユーザの幅広いニーズに積極的に対応していく方針。