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SAPジャパン/mySAP.comソリューションがCPFR相互運用性テスト合格

2002年09月01日/未分類

SAP AG(以下:SAP)は、SAPアドバンスト・プランナー・アンド・オプティマイザ(SAP APO)がUniform Code Council(UCC:統一コード委員会)主催のCPFR(Collaborative Planning Forecasting and Replenishment:共同計画・需要予測・在庫補充)相互運用性テストの最終テストに合格したと発表した。
この結果、mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)、mySAPカスタマ・プロダクト(消費財)、mySAPリテール(小売)など、SAP APOを採用した数々のソリューションが相互運用性に関する業界標準に準拠したことになる。
業界標準に対応したことで、システム環境の異なる取引パートナー同士がシームレスにコミュニケーションを行うことが可能になり、顧客企業に対し、サプライチェーン全体を通じた可視性と協力を提供するというSAPの取り組み姿勢を改めて示すもの。
テスト合格までには、SAPのソフトウェア製品が基本的なコミュニケーション、図式、データ交換用のEAN.UCC CPFR XMLの標準スキーマに対応していることを確認するため、徹底的なテストと評価が行われた。取引パートナー同士がビジネス文書を交換するための標準を提供することで、UCCは在庫レベルならびに在庫切れの削減に貢献している。
テストは、複数のmySAP.comソリューションの中核コンポーネントであるSAPアドバンスト・プランナー・アンド・オプティマイザが、製造業者(売り手)側と小売業者(買い手)側の双方で利用された場合を想定して行われ、SAPソリューションが売り手と買い手の両方で利用できることが確認された。
このところ、大幅なコスト削減を可能にするCPFRソリューションの導入をサプライヤに求める有力小売業者が増加しています。UCCの徹底的な相互運用性テストは、これらの小売業者が求める相互運用性をSAPが提供できることを保証するもの。
このテストはUCCグローバル・ソリューション相互運用性テストプログラムの主催で実施され、同プログラムは異なるベンダーの製品の連携を可能にすることにより、ソリューション・プロバイダ間の相互運用性の向上と世界のCPFRアプリケーション市場の拡大を目指している。
CPFRはプロセスの共同管理と情報の共有を促進し、買い手と売り手による協力と関係の構築を支援する。これらの標準に準拠したSAPは、他のCPFR認定ソリューションとの統合が可能です。需要側、供給側のプロセスを統合することで、SAPのアプリケーションはサプライチェーン全体で効率性の向上、売上の増加、固定資産および運転資本の削減、在庫削減を実現すると同時に、顧客のニーズに応える。
テスト手順とデータは、UCCのスポンサー企業とVICS(Voluntary Interindustry Commerce Standards Association:産業間通信規格委員会)から収集した実際の事例を組み合わせて作成された。テストはすべてインターネット上でhttpプロトコルを介して行われました。クロステストはすべての参加ベンダーを対象に、各ベンダーの製品との相互運用性を確認する目的で実施された。

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