ブリヂストン／共和電業と計量機器事業の営業譲渡

（株）ブリヂストンは９月１日付で、計量機器業界大手の（株）共和電業に、ブリヂストンの計量機器事業を譲渡した。
ブリヂストンは、１９８５年以来、車輌・航空機用重量計から、産業用、ＦＡ用センサシステムなど各種計量機器の開発と販売に取り組んでおり、現在は子会社のブリヂストン横浜エンジニアリングで生産を行い、販売子会社を通じて販売しているが、化工品部門としての事業基盤強化に向けた「事業の集中化」に取り組む中で、業界大手の共和電業に引き継ぐことが最適と判断したもの。
共和電業はブリヂストンが長年培った車輌・航空機用計量機器分野に関する独自の高い技術と事業を傘下に収めることで、取扱い商品の集約・拡充を図り、さらに共和電業の保有する技術とのシナジー効果が期待され、事業・利益規模の拡大と、業界ポジションの向上が期待できる。
事業譲渡後の販売形態としては、現在のままブリヂストンの販売子会社が販売を行い、メンテナンス・サービスは共和電業が行う。