ブリヂストンは12月3日、スンダラム・インダストリー（インド・タミールナドゥ州）と自動車用防振ゴムの合弁会社「ブリヂストン ティーブイエス インディア・リミテッド」設立の契約を締結したと発表した。設立予定の合弁企業の資本金は3億5800万ルピー(邦貨換算8億2300万円)で、出資比率はブリヂストン51％、スンダラム49％。2009年春に同州チェンナイ市内に設立する。
ブリヂストンは、スンダラムと1996年より自動車用防振ゴム事業で技術援助契約を締結しており、インド市場の有望さから関係強化が必要と判断。今回の合弁契約に至ったもの。ブリヂストンは、アジア圏内でタイ・中国に自動車用防振ゴムの製販拠点を持つが、インドには保有していなかった。ブリヂストンは今回の合弁設立で、高品質な製品を競争力のあるコストで製造・販売し、グローバルレベルでのサプライチェーン強化につなげたい考え。
合弁企業の概要
社名: ブリヂストン ティーブイエス インディア・リミテッド(Bridgestone TVS India Limited)
代表者:大木繁夫氏
設立時期:2009年春
所在地:インド タミールナドゥ州チェンナイ市
資本金:3億5800万ルピー（約8億2300万円）
従業員:約700人
出資比率:ブリヂストン51％、スンダラム・インダストリー49％
