センコン物流／仙台市周辺で宅配寿司「銀のさら」を６店舗開業

センコン物流(株)は、フード宅配事業参入の第一弾として、宅配すし会社とフランチャイズチェーン（ＦＣ）店契約を結び、７－８月にかけて仙台市周辺で６店を開業し、バイク便で寿司の配達を始めた。
　フード宅配はサービス事業子会社のセンコンフォート（仙台市藤居泰志社長）が手がけ、宅配寿司店「銀のさら」を展開するレストラン・エクスプレス(東京・台東区)と提携し、ノウハウの提供を受けた。ＦＣ店は広さが７０－１００㎡。電話で注文を受け商品を３０－４０分で配達する。特殊な解凍技術で「鮮度の良さが売り物」（藤居社長）。１カンが大きめであるほか、パックでなく漆塗りの容器を使っている。
「銀のさら」は全国に直営店７店、ＦＣ１３５店を持ち、東北進出はセンコンフォートのＦＣ店が初めて。センコンフォートは今後法人向けの販売も強化する。
　また、10月には今後需要が見込める高齢者や糖尿病患者向けの配食サービスを始める。配食サービスはメイワＢＰ（広島県呉市）とＦＣ提携し、「シルバー・アミィ」のブランド名で展開する。将来的に在宅介護サービスや、お使い便として高齢者が重くて運びにくい飲料水やコメの配達サービスも提供する。