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センコー/コスモ石油ルブリカンツの本州・四国地区潤滑油物流を全面受託

2002年10月03日/未分類

センコー(株)は、コスモ石油ルブリカンツ(株)の潤滑油製品の本州・四国地区の輸配送業務を全面的に引き受けることになり、10月1日から業務をスタートさせた。
コスモ石油ルブリカンツでは、給油スタンド(サービス・ステーション)や小売店、販売代理店等への自動車用エンジンオイル、船舶用オイル、各種工業用潤滑油、各種グリース等の潤滑油製品の配送について、効率的な物流システム構築によるリードタイムの短縮、流通在庫の極小化、各種コストの削減を図るため、物流再編に着手していた。
センコーに本州・四国地区の輸配送業務の委託があり、10月1日から東京・関東地区を皮切りに、順次、業務をスタートさせた。
今回の物流再編に当たっては、同社をはじめコスモ石油ルブリカンツの物流業務を担当している企業に対し、コンペティションが行われ、同社の提案システムを採用した。
コスモ石油ルブリカンツの引き受け業務概要
コスモ石油ルブリカンツ㈱殿の受注センターから当社に配送指示データがEDI送信され、そのデータをもとに、センコーでは幹線輸送車による製品の工場引き取りからユーザー配送まで、一貫して行う。
具体的には、コスモ石油ルブリカンツの4工場(千葉・四日市・下津・大阪)から毎夕、出荷された製品を配送エリア単位に幹線輸送し、翌朝、各配送拠点到着後、荷卸し、仮置き、仕分け、積込みという倉前荷捌き(クロスドックシステム)を行った後、他社製品等との積合せによる「シャトル便」として、多運行配送するなど、工場出荷後、全国翌日配送の無在庫システムで対応する。
また配送は、本州と四国地区に25拠点を配置するが、各拠点では、日曜・祝祭日を除く毎日、ルート配送し、車両は、荷卸し作業効率化及び品質保持のため、パワーゲート車を使用する。
さらに配達完了や到着予定時刻情報等の配送状況等は、貨物追跡システムで、インターネットを通してリアルタイムで提供するとともに、各種情報はiモードやDopa(携帯端末によるパケット通信)を使って入力するなど、情報面からもサポートする。

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