センコーは7月13日、石川県内に建設していた新倉庫「金沢PDセンター」が完成し、稼動した。
<完成した金沢PDセンター>
規模は、敷地面積1万4826㎡、鉄骨造4階建てで、延床面積1万5385㎡となっている。
金沢では、従来、繊維関連、食品などメーカー物量を主に取り扱っていたが、金沢PDセンターの開設で、メーカー、卸など流通系ベンダー、量販系顧客の拡大に取り組むとともに、北陸地区での配送ネットワークを構築し、高品質の配送サービスを提供する。
金沢地区の7か所で行っていた倉庫事業を老朽化への対応と金沢地区での物流拠点再編、事業拡大を見据えて3か所の倉庫棟を集約し、同時に庫腹の拡大も図る目的で整備を進めた。
3か所の倉庫棟を集約することで、業務の効率化を図るほか、CO2削減にも寄与することになる。センサー照明による節電や断熱パネルの採用で省エネ対応を行っており、北陸信越運輸局から、石川県では2件目となる物流総合効率化法の認定を受けた。
■金沢PDセンターの概要
所在地:石川県白山市村井町570-1
敷地面積:1万4826㎡
構造:鉄骨造4階建、耐火建築物
延床面積:1万5385㎡(倉庫1万2859㎡、トラックヤード1799㎡、事務所他727㎡)
主要設備:垂直搬送機2基、貨物エレベータ1基(荷物3.5T)、ドッグレベラー2基