デンソー／東京モーターショー「ディーゼルとＩＴＳ関連技術」展示

（株）デンソーは、10月30日から幕張メッセ（千葉県千葉市）で開催の第36回東京モーターショーに出展する。
２１世紀の商用車に求められる「地球環境保全への貢献」「利便性」「快適性」の追求という観点から、デンソーのディーゼル車に関する排出ガス浄化や燃費の向上への取り組みとＩＴＳの取り組みを紹介する。
今回展示するディーゼル車用のエンジンマネジメントシステムは１８００気圧のコモンレールシステムで、ＮＯｘ（窒素酸化物）やＰＭ（粒子状物質）など排出ガス中の有害成分を従来より大幅に低減できるほか、燃焼音や振動の低減、燃費の向上などを実現できる。
その他にもＮＯｘとＰＭを同時に浄化する後処理システムに搭載されるＤＰＦ（ディーゼルパティキュレートフィルター）を展示する。
ＩＴＳ分野では、共通のハードウェアにソフトウェアと地図ＤＶＤディスクを入れ替えるだけで主要各国のカーナビゲーションシステムを実現できるワールドワイドカーナビゲーションシステムをはじめ、顧客のニーズに合った様々なタイプのカーナビゲーションシステムを展示する。
実用化されているＥＴＣ車載器や、デンソーが開発し日本中どの位置でもピンポイントで特定できるマップコード、さらには、様々な情報の受発信が可能となるインターネットＩＴＳの取り組みについても紹介する。