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ANA/B767貨物専用機が成田-厦門線就航

2002年10月26日/未分類

全日本空輸(株)は10月27日より、貨物専用機の就航路線として初めて成田‐厦門線を開設し、更に2003年1月より、成田‐天津線を増便する。
ことし9月8日より、貨物専用機(ボーイング767-300F型機)を1機導入し、中国・韓国に向けて計週9便を運航してきたが、2002年冬ダイヤより、成田‐厦門線で週2便を新規開設し、成田‐天津線を週1便から週2便に増便することにより、計週12便と中国・韓国への輸送力を強化する

今回の中国への輸送力強化は、中国マーケットの急速な拡大によるニーズに応えるもので、日中間における航空貨物の傾向として、電子部品、自動車関連部品、パソコンおよび周辺機器、生鮮品が主となっており、その輸送量はますます増加している。
日系企業が中国に相次ぎ進出しており、日中間の物流が盛んになっていることに加え、中国発の日本経由欧米行きの物流も活発なことから、今後も中国マーケットの更なる成長に伴う航空貨物の輸送量増加が見込まれている。
貨物専用機の導入によって、ANAの貨物部門における中国路線は8都市、週77便から週88便(2002年冬ダイヤ)に拡充され、ANA単体で年間約50億円の増収を見込んでいる。
なお、貨物専用機の2002年9月輸送量は約1400トンにのぼり、ANA国際線全体の貨物輸送量における約1割相当の実績(2002年9月速報値)となった。

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