ＴＣＭ／中国でのフォークリフト生産力強化

ＴＣＭ(株)(は、中国でのフォークリフト生産力強化のため、合弁会社であるＡＴＦ社（安徽ＴＣＭフォークリフト有限公司）の新工場が完成し、本格的生産を開始する。
これまでは最大年産1 500台だが、新工場は年間3 000台の生産能力を持ち、将来的には年産5 000台までの増強も視野に入れている。また、生産機種についても、これまで最大荷重１０ｔまでの中・小型フォークリフトの生産を行ってきたが、新工場では最大荷重４３ｔの超大型フォークリフトのみならず、今後、港湾、製鉄所等で需要が期待される各種新製品の生産も可能となる。
新工場建設により、今後も着実に成長が期待される中国市場での競争力が強化され、東南アジアへの拠点としての基盤確立を図っていく。
中国新工場の概要
場所：中華人民共和国安徽省合肥市経済技術開発区
生産機種：最大荷重１ｔ～４３ｔフォークリフト
生産能力：３，０００台／年
敷地面積：６５，０００㎡
工場面積：１２，０００㎡
建設費用：約８億円
ＡＴＦ社の概要
場所：中華人民共和国安徽省合肥市経済技術開発区
資本金：１，４００万米ドル
社長：棚橋　敏彦（ＴＣＭ（株）常務取締役）
従業員：１１４人(平成１４年１０月１日現在)
売上高：２，７１６百万円（平成１３年）