日本ヒューレット・パッカード、コンパックコンピュータ／合併

日本ヒューレット・パッカード(株)（以下、日本HP）とコンパックコンピュータ(株)は合併し、新会社「日本ヒューレット・パッカード(株)」が発足した。
社名：日本ヒューレット・パッカード株式会社
本社所在地： 東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー
合併日： 2002年11月1日
代表取締役会長： 寺澤 正雄
代表取締役社長： 高柳 肇
資本金： 100億円
従業員数： 約 6 000人
合併比率： コンパックコンピュータ株式会社の株式１株に対し、日本ヒューレット・パッカード株式会社の株式0.81株を割り当てる
ヒューレット・パッカード カンパニーとコンパック・コンピュータ・コーポレーションは本年5月7日（米国時間）に合併しました。これに伴い、日本国内においても両社の日本法人である日本HPおよびコンパックは、8月1日に他部門に先駆けて営業部門を統合するなど、本日の正式合併に向けた組織・体制の統合を進めてきた。
新生日本HPは、以下の4つの事業部体制をとる。
・エンタープライズ・システム・グループ （ESG＝Enterprise Systems Group）
サーバ、ストレージ、管理ソフトウェア、各種ソリューションなどITインフラストラクチャーを提供。
・HPサービス （HP Services=HPS）
コンサルティング、システム構築、システム・インテグレーション、アウトソーシング、保守・サポートなど各種ITサービスを提供。
・イメージング＆プリンティング・グループ （IPG＝Imaging and Printing Group）
プリンタ、多機能プリンタなどデジタル・イメージング・デバイス及び補用品、アクセサリを提供。
・パーソナル・システムズ・グループ （PSG＝Personal Systems Group）
ノートPC、デスクトップPC、ワークステーション、ハンドヘルド、アプライアンスを提供。
また、日本HPは今回の合併にあわせて従来のカントリー（国）からリージョン（地域）となり、米本社直結の地域になる。これは日本市場の重要性が益々高まることを意味する。新生HPでは、北米・南米／ヨーロッパ・中近東・アフリカ／アジア・パシフィック／日本の4地域から構成される。
新生日本HPは、両社が持っていたフォールト・トレラント・サーバ、UNIXサーバ、IAサーバ、ストレージ、イメージング＆プリンティング製品、PCおよびインターネット・アクセス・デバイスなどの最先端の製品と、コンサルティング、システム・インテグレーション、アウトソーシング、サポートといったサービスを融合させ、シナジー効果を生み出し、IT業界を牽引するテクノロジーリーダーになることを目指す。