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SAP/次世代製造ソリューションで工場とサプライチェーンをより緊密に統合

2002年11月21日/未分類

SAP AG(以下:SAP)は、新世代の適応型コラボレーション・ソリューションへの投資を開始した。このソリューションは、業界で初めて、作業現場の効率性改善に必要なすべてのプロセスをひとつのアプリケーション群に統合することで、生産性を最大限に高めることを可能にする。
また、この新世代のアプリケーションを市場に投入するために専任チームを設置する。
現在、製造サプライチェーンは、工場の作業と統合されていないために、その機能が制限される場合が数多くある。
多くの企業が多大な努力によってサプライチェーンの合理化と効率化、そして製造プロセスの最適化を達成しているが、こうした個別分野における努力をひとつのソリューションに統合するという課題が残っている。
SAPの新世代ソリューションでは、サプライチェーンから工場へ、そして工場からサプライチェーンへと双方向に効率性を引き出せるよう設計される予定で、原材料から製造、製品の供給に至るまでバリューチェーン全体で付加価値を高めることが可能となる。
サプライチェーン・マネジメントに適応性という考え方が浸透して以来、企業はサプライチェーンの価値を最大限に高めるために可視性と協業プロセスを利用してきた。
SAPでは現在、工場全体の協業と可視性をかつてないレベルへと引き上げ、また徹底的な資産管理によって在庫の回転と注文充足率を改善することにより、先進の品質管理と製造サイクル時間の短縮を実現することに開発の焦点を置いていおり、最終的には運転資金と総所有コストの削減につながる。
現在、製造プロセスにおける柔軟性を求める声が増え続けており、製造リソースの利用がより複雑化している。
さらに、製造拠点の世界各地への設置が急速に進んでいることから、情報交換や協力の面でも困難が生じている。SAPの協業製造ソリューションは、既存の強力な機能と、これまでよりも優れた可視性と柔軟性を組み合わせた、導入の容易なソリューションとなる予定。
SAPは、今後18ヵ月間で次世代製造ソリューションを開発する予定。

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