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日本通運/求車・求貨システムを刷新

2002年12月05日/未分類

日本通運(株)は、次期の求車・求貨用輸送調整システムとして、ロジリンクジャパン(株)のシステムをASPサービスで利用する。
輸送調整システムは、トラックを全国的に調整し、往復積載率の向上等効率的な運用を図り、求車、求貨やそれにともなう決済を管理するもの。
ロジリンクジャパンのシステムは、2000年に旧通産省、旧運輸省の委託を受け、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が開発したものを、同社が借り受け改良を加えたものであり、既に会員制により実績を積んでいる。
日本通運では、従来から専用回線で接続された社内の事業所を対象として輸送調整システムを構築し、輸送品質の向上、後方事務処理の省力化に努めてきた。
今回、このシステムが機器の更新時期を迎え、ロジリンクジャパン社のASPサービスが、自社開発に比べ開発期間の短縮出来ることをはじめ、現在ある汎用コンピュータからインターネットでの運用となることから、機器への初期投資が不要となり、また今後の展開として計画されているグループ企業を含めた広汎なシステム連携が容易になることにより、これを一部カスタマイズして採用することとした。
同社ではカスタマイズの期間を考慮して、来春から国内約1 500ヵ所の事業所で使用を開始する予定。

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