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東陶機器/Teradata CRMソリューションを本格稼動

2002年12月18日/未分類

日本NCR(株)は、東陶機器(株)(以下:TOTO)がNCRのTeradata(R)(テラデータ)データウェアハウスを基盤としたCRMソリューションの本格稼働を開始した、と発表した。
TOTOは、Teradataデータウェアハウスに一元化した顧客情報の分析・活用によるプロモーション計画立案と効果測定を通じて、効率的な仮説検証型マーケティングを実践する。
住宅市場で新築需要が減りリフォーム需要が伸びる中、リフォームの商品選定に顧客の意向が強く反映される傾向が高まっている。
TOTOでは、これを踏まえて顧客に対する商品価値の伝達がビジネスの正否を分けると判断し、個々の住宅ライフサイクルに応じたワンツーワン・マーケティングの展開による顧客価値の最大化を図るため、世界的にエンタープライズ・データウェアハウスの構築実績が豊富なNCRのTeradata CRMソリューションを採用した。
TOTOは、自社の顧客データである「全国79箇所のショールームの来館者データ」、自社の商品に同梱され、顧客から返信される「ご愛用者カード記入データ」、アフターサービスの「修理履歴データ」を統合し、Teradataデータウェアハウスに蓄積することにより顧客情報の一元管理が可能になった。
また、データマイニングツールであるSPSS社ClementineやNCRのTeradata Warehouse Minerを導入、統合された顧客情報の分析によりショールーム強化の施策立案・仮説検証、効果的なプロモーション計画策定ができるようになった。
さらに、顧客データベースをPCサーバーからTeradataへ移行した結果、これまで数週間を要していた顧客データの登録・名寄せ処理を当日中に完了可能となり、データ照会のレスポンスが大幅に改善された。
TOTOは、今後もTeradataデータウェアハウスを活用し、コールセンターへの問い合わせ履歴データやWebのアクセス・ログデータの統合を視野に入れながら、さらなる顧客への接近を図っていく計画。

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