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SPSS/IBMのビジネスサーバー向けデータ分析製品の新版出荷

2008年03月13日/IT・機器

エス・ピー・エス・エスは3月12日、財務・マーチャンダイジング・製造・SCM・マーケティング・CRMなどの業務領域に向け、レポート資産を全社レベルで管理・共有する展開手法を提供する包括的データ分析ソリューションの新版「SPSS ShowCase Suite 8.0」を、3月17日より出荷すると発表した。
「SPSS ShowCase Suite 8.0」は、ビジネスサーバ「IBM System i(AS/400)」に対応したデータ分析ソリューション。「Query・Report Writer」「Warehouse Builder」「Warehouse Manager」「Essbase」「Analyzer」の5種類のコンポーネントで構成する。
「Query・Report Writer」は、業務用DB・リレーショナルDB・多次元DBなどに格納されている情報にアクセスし、各DBのソースから抽出したデータをExcel上で利用可能とする。「Warehouse Builder」は、複数のデータソースからサマリーデータテーブル・データマート・データウェアハウスを作成する。
「Warehouse Manager」は、レポーティング環境の管理をサポートし、セキュリティやリソース管理を可能とする。「Essbase」は多次元DBで、「Analyzer」はWebブラウザを使用して視覚的なレポートを閲覧可能とする。
レポート機能や分析資産の一元管理、分析プロセスの自動化を可能とする「SPSS Predictive Enterprise Services(PES)」との連携も強化。「PES」は、レポートやクエリ、関連情報を単一の標準リポジトリ(データなどの保管場所)で集中管理することに加え、レポート業務をより柔軟に、安全に管理・監査可能とする。
これらにより、企業の様々なビジネスプロセスの中に自動化されたレポーティング機能を組み込むことや、他のSPSS製品と連携して予測機能を付加することができる。
価格は、標準的な利用の場合、1サーバ・5ユーザの最小構成時で225万円から。

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